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かみ合わせの状態、程度によって個人個人最適な時期は全く異なってきます。
永久歯が1本も生えていなくても治療を開始した方が良い場合もあれば、全て永久歯が生えてから治療を行った方が良い場合もあります。
患者さんによって異なる最適な治療時期をのがさないためにも、歯並びの事が気になったら早めに相談されることをオススメします。
健康な歯は最大限抜かないで済むならば抜かずに治療します。
しかし歯を並べるスペースが足りない場合、無理やり並べるとどうなるでしょうか?3人がけのベンチに5人座ったとイメージしてください。なんとか座れたとしてもベンチで休むということはできませんよね。
スペースの足りないところに無理やり並べると、歯が前に飛び出して出っ歯になったり、骨の中での歯の位置が悪く歯にとって良くないことがあります。また、治療後のあと戻りがしやすい場合もあります。
矯正治療では抜歯をするメリット、抜歯をしないデメリットを考えて、抜歯を判断していきます。ただし、たとえ抜歯をしたとしても抜いた後の隙間を空いたままにすることはありませんので、ご安心ください。
大抵の場合、歯を抜かなくても単に歯を並べるだけであれば可能です。
しかし、無理に並べると出っ歯になり口元が突出したり、歯を支えている骨とのバランスが悪くなり、かえって残りの歯の寿命が短くなってしまう場合もあります。
歯を抜いた場合と、抜かない場合では治り方が同じではありませんので、治療前に必ず両方の利点、欠点を確認することが重要と思われます。
但し、発育期のお子さんならあごを拡大すること抜歯をしなくても治療が可能になるケースもあります。また、成長期を過ぎた方でも、抜歯をした方が良い症例としない方が良い症例がありますので、 よくご相談下さい。
力を加えると歯が位置を変えるというのは、子供であっても成人や高齢者であっても同じことです。
歯を動かす上で、歯茎や歯を支える骨などに問題がなければ、50代でも矯正治療をうけることは可能です。
ただし、大人の場合代謝が下がっていたり、歯周組織に問題があることが多いので、その問題を解決してから通常より弱い力で歯を動かしていきますので、治療期間が長くなる傾向にあります。
矯正治療中の痛みには、かなり個人差があります。
装置をつけた日や装置を調整した後に痛みが始まります。
ただしその痛みは日常生活や学校やお仕事にあまり支障がない程度のものです。
痛みの続く期間は通常2~4日程度ですが、治療を開始した最初が一番痛く、次回以降は軽くなっていきます。
当院の矯正担当医も矯正治療の経験者でありますので、実際の痛みに関してはよく理解しております。
お痛みの対処方法のご指導や痛みにやさしい特殊なワイヤーを導入することで患者さまにより快適な矯正生活を送っていただくための配慮をしております。
治療に入る前のエックス線撮影や治療前の抜歯などは、妊娠時期によっては避けるのが望ましいですが、すでに矯正装置をつけて動的治療をしているのであれば、妊娠しても特に差し障りありません。
通常は臨月までは通常どおり治療を進め、来院間隔を空けながら出産の準備を優先します。ただし、体調がすぐれない場合や安静が必要な場合は、矯正治療を一時中断して、出産後落ち着いてから再開する場合もあります。
いずれにせよ、妊娠前後はホルモンのバランスが変化するために、虫歯や歯周炎にもかかりやすくなりますので、そちらのケアにもさらに重点をおかせて治療させていただきます。
結婚式前日にはずすことは可能ですが、「当日だけ」というのは現実的にすこし厳しいかと思います。
結婚式当日はご自身がお忙しく来院が困難だからです。できれば前日までに来院していただき撤去し、当日は目いっぱい楽しんでいただき、結婚式終了後日近いうちに再装着の為に来院してください。
また装置をはずすことで多少の戻りがあり、治療期間が延びる可能性があることをご了承ください。
当院矯正担当医も矯正歯科治療経験者ですので、気持ちは良くわかりますが、『早く終わる』と『早く治る』とは全く異なることだということを良く御理解下さい。
急いで強い力を歯にかけたり、来院間隔を短くしても、治療期間は短くならないうえに、歯に大きな負担がかかってしまったり、治療結果自体も悪くなってしまいます。
通院が困難な地域にお引越される場合には、転居先での治療が円滑に引き継ぎできる様に手続きをさせて頂きますので心配はありません。
治療費は、治療の進行状況に応じて精算させて頂きます。